2014年05月21日

扉座「つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜」4/29(火)

感想をまとめて表現することが何度試みても

どうにも上手いこといかなかったので、

観劇からかなり時間が経ってしまいましたが…



先月29日、新宿紀伊國屋ホールで

幻冬舎プレゼンツ 劇団扉座第55回公演『つか版・忠臣蔵〜大願成就討ち入り篇〜』

の千秋楽公演を見てきました。
tukaban2014.jpg


再々演となった今回の公演。

前回に引き続いての「幻冬舎プレゼンツ」で、

サブタイトルは「大願成就討ち入り編」。


演劇と、つか作品と、見城さんと、そしてつかさん本人と、

横内さんが、岡森さんが、扉座が、

出会うきっかけとなった現場である演劇の聖地・紀伊國屋ホール。


そんな数々の出会いが重なったこの紀伊國屋ホールで、

見城さんの応援を得て、つかさんの作品を、

横内さんが作・演出して、岡森さんが主演して、扉座が公演する…


そのいきさつだけでも1本の作品に仕上がるのでは?

というくらいに綿々と繋がった劇的な出来事の連鎖によって

この作品が再演されるに至ったわけですが、

(それについては再演の観劇感想記をご参考までに)

今回の「大願成就討ち入り編」は聖地での公演という

更なる劇的要素が加わることとなりました。


その、聖地での「大願成就」を見たときに真っ先に浮かんだ感想。

「ああ、横内さんは30数年前、ここからこんな風景を見たのか…

その風景を、30数年経った今、私たちにも見せてくれているんだろうな…」


どうだ?こんなの見せられたら、ハマるのわかるだろう?

そう、横内さんから言われている様な気すらしてきて。


そりゃ、ハマりますって。

あの溶鉱炉の中のように燃え滾るステージ上の熱量と

劇場全体を包むえもいわれぬ一体感を体験してしまったら。



そして何より、すごかったです!

溢れかえる男たちの色気が!!!


番傘を構えて阿久里の元へ向かう其角。

白いタキシード姿で花束乱打する近松。

「意味など無い!」と言い切る内蔵助。

藩のために命をかける赤穂浪士たち…


板の上が男の色気でむせかえってて、

そのセクシーさに最初っから最後まで痺れっぱなしでしたよ!


…いや、決して即物的な意味ではなくてですね。

人間の内側から滲み出てくる気品というか。

生きること、ひいては自分を表現することへの執着というか。

そういうものが「色気」の正体なのかな?

なんてフェロモンに中てられてクラクラしつつ感じたのですが。



ああもうなんだか支離滅裂な感想になってしまいましたが…


小劇場が最も熱気を帯びていたであろう昭和のあの時代の空気を

奇しくも昭和の日に体感したわけですが、

「あの頃は良かった」と単純に懐古するだけでなく

その「あの頃の良さ」を巧みに生かして

昭和と平成そして江戸時代までもが見事に融合していました。


欲に駆られ、嫉妬に狂い、生きることに執着して。

愚かだけれども、愛しき存在。

人間ってのは、根本的に変わっていないんですね。

昭和も、平成も、そして江戸時代も…
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posted by Qoo at 03:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | お芝居に関しての話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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